映画での名言
映画だけではなく、心が熱くなったり、自分の生き方や考え方を変えるような言葉ってありますか?
映画の中にもかなりの名言があります。
アクション映画にもありますよ。
例えば・・・
『酔拳2』
水能覆舟
水には船を浮かべる力があるが、船を転覆させてしまうのも水である。という意味なんですが、酔拳の使い
手である、ウォン・フェイフォン(ジャッキー)に対して、ウォン・ケイイン(父)が酔拳の使用を禁止する理由とし
てあげられ、自分を戒めるために扇子に書いていました。
ちなみに・・・
この作品は、ジャッキー・チェンの映画の中で自分自身のBEST3に入るくらい好きな作品で、映画館は10回
位行きましたねぇ~
あらすじとしては・・・
父のウォン・ケイイン(ティ・ロン)と一緒に薬材の仕入れに出かけた時に、列車でフェイフォン(ジャッキー・チ
ェン)は、高名な軍人武術家のフク・マンケイ(ラウ・カーリョン)と出会う。フク・マンケイは中国の国宝を国外
に持ち出そうとする組織の陰謀を阻止しようと、フェイフォンも協力するが、国宝を奪い返そうとする組織に、
フク・マンケイも殺されてしまう。怒りに燃えたフェイフォンは、仲間たちと敵の密輸基地に乗り込み、組織の
陰謀を阻止しようとするが、返り討ちにあい、ピンチに立たされる。これではやられてしまうと思ったとき、工
業用アルコールが目に入り、父との約束を破り、酒の代わりに工業用アルコールを飲み、酔拳を使い、足技
の得意な武術家のジョン(ロウ・ホイクォン)を壮絶な戦いの末に倒す。
という内容なんです。
凄く面白いので是非観てください。
ここまでが一般的に市販されているDVDやレンタルされている物語なんですが、実はこの後、真のエンディ
ングが続いているってことまでは、知らない人が多いのではないでしょうか?
このあとの話を書きますね。
壮絶な戦いの末、敵を倒したフェイフォンは、口からシャボン玉を吹いてエンディングを迎えます。
その後、フェイフォンを表彰するために新しい警察署長トン・ピョウ(ポリスストーリーシリーズの上司役)が、
彼の家に表敬の額を持参して訪問し、両親らと記念撮影をするが・・・
肝心のフェイフォンがいない・・・
両親から「フェイフォンは、酔拳を使うために工業用アルコールを飲んでしまったため、目が見えなくなってし
まった」との説明を受け、家の庭まで案内される。
フェイフォンが下働きの男から珍妙な稽古を受けていて「盲人拳の練習だ」と説明を受ける。
下働きの男からの説明で「フェイフォンは、目だけでなく頭もおかしくなってしまっている」と説明を受けて、次
の瞬間、顔を歪め、舌をペロペロと出し、手足をひきつらせて笑いながら近寄ってくる。
フェイフォンは工場で酒の代わりに、工業用アルコールを飲んで戦ったため、狂人になってしまっていた。そ
の有様を見た一同が驚きの悲鳴を上げるシーンでジ・エンド
う~ん
なんでしょう・・・
この真のエンディングの内容を観て、切ない気持ちになってしまうのは、僕だけでしょうか?
この後に発売された書籍には、このエンディングについてジャッキー・チェンは、「酒を飲むと罰が下るという
宗教上の理由」としており、中国で初期に発売されたもの以外では全てカットされているため、知らない人が
ほとんどではないでしょうか?
これを知っている方は、かなりのジャッキーマニアだと思います。
僕もですが・・・