キュビスムという言葉を皆さんはご存じでしょうか。
20世紀初頭に、美術界の巨匠「パブロ・ピカソ」「ジョルジュ・ブラック」によって生み出された制作方法を指し、それまでの美術界で主流であった写実的な制作方法を一新するものであった。
キュビスムとは単一焦点の遠近法を放棄する（美術製作における一般的な画法）制作方法で、対象となるその物体などを解体、単純化し、抽象的に表現する方法です。

分かりやすく表現すると、上下左右前後の多角的な方向から見た机などを一つの視点で見る状態のことです。

この「多角的視点」とは、絵画の世界だけでなく様々な世界で重要な視点だと考えます。
例えば毎日の食事で一汁三菜のメニューを作る際にもどのような手順ですべてのメニューが一度に出来上がるのかを考えて作ると思います。

弊社のような不動産会社でも同じようにお客様のお部屋探しは多角的に捉え・考える必要があります。

・生活に合わせた家賃はどのくらいなのか
・どのような地域が理想なのか
・どんな間取りがイメージに近いのか

等、全てが同じような部屋はありません。
それぞれの条件が合致して初めて住む人にとっての理想のお部屋となります。

私たちの仕事はそんな「理想」に少しでも近づける努力をする仕事です。
お客様の理想に寄り添うために多角的なお部屋探し・物件提案が必要となります。
多角的な捉え方は簡単なことではありませんが、そのような心掛けでお部屋探しのお手伝いができることが私の営業としての目標だと考えます。