お借りしている畑がイノシシのえさ場と化してしまい、意気消沈中。
システム課、森藤です。
　
先週の日曜、大好きな鈴木邸でイベントがありました。
　
その名も「探書会」
　
静岡中の、あやし、、、いや素敵な古書店が集まり、少しニッチな書籍をこれでもかと販売、紹介しているイベント。
　
ここに並ぶ書籍やCDが、これまた私のツボにピッタリとはまってしまい、毎度楽しみにしているのです。
　
イベント当日は飲食店も出店していて、今回は、浅間通り商店街にある、ラーメンとカレーが美味しいと評判の居酒屋、紀尾井さんのビーフカレーを食す事に。
　
800円でしたが、これがまた、お肉ゴロゴロのボリューミーなカレー！
本当においしかった！
　
ところが私のワガママな胃は、まだまだ満足していない様子。
なんといっても食欲の秋です。
新しい食の出会いを求めて、古書の山をさまよっていたところ、運命の邂逅！
お弁当、売っていましたぁ！
　
早速購入しようと、お姉さんに話しかける私。
　
「おべんと一つください！」
「はい、ありがとうございます。600円です」
おお、良心的なお値段、と、お金を取り出していると、お姉さん、、、
「では、こちらのパッケージには、私が印象に残った一場面を引用してあります。これを読んで頂き、気になった1冊をお選びください。」
　
？？？
1冊？
　
ん、あれ？
お弁当にしてはやけに軽い、、、
！！あっ、これ中身、本だ！
　
そうでした。わがままストマックに惑わされ、忘れていました。
「探書会」
に来ていたんでした、、、
　
少し気恥しくなった私。
お姉さんに、私の勘違いを気づかれないよう、ふるまう事に。
「うーん、どれにしようかな、、、」
　
そんな時、ふと目が留まったパッケージ。
そこには「4本脚はよい、二本足わるい」の一文が。
　
SF好きの私、なんとなくこの引用に興味を惹かれ、購入する事に。
　
ワクワクしながら、早速中を開けてみると、、、
　
ジョージ・オーウェル「動物農場」！！！
　
全体主義の世界を描いた「1984」を読んで以来、何時かは読んでみたいと思っていた一冊！
　
古書に600円払った価値を十分に感じる一幕。
たいした売り方だ。と感心したのでありました。
　
※鈴木邸秋の探書会。
https://goo.gl/Fo9Wze
　
※ジョージ・オーウェルに動物農場、気になる方はググってみてください。

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